NEEDY GIRL OVERDOSEの作者のにゃるらさんの記事を読んで思ったことです。
私の持論なので全然違うと思った方はぜひ引用して反論してくださっても構いません。
ずっと二次創作を続けていられる人、二次創作に限らず、ずっと創作という趣味を続けている人はみな満たされない何かを抱えている気がします。
NEEDY GIRL OVERDOSEの作者のにゃるらさんの記事にありますが、この方は身体的、成育的に恵まれず、サブカルチャーにハマりこみ、お金と自身の存在意義を見出すためにゲーム制作に取り組みました。
それを読んで、ああ、創作者って皆同じような闇を抱えているんだなと思いました。私も通ずるところがあったからです。
不幸がたりをするつもりは全くありません。実際私は恵まれた家庭で平均的な人生を送ってきました。自身の周りの成育環境について不幸だと思ったことはありません。
しかし、私自身の人間性については人とはズレた自分ワールドを持ち続けており、集団生活の中での人間関係に悩み続けてきました。
馴染めない、やりずらい、常にそう思い続けて教室の隅っこで同じような少数の友達と固まって生きてきました。そしてそのやりにくさ、生きずらさが就職したことによって爆発したのです。
働いたことがある人にはわかることかもしれませんが、職場って仕事する場所じゃなくて空気を読みあって上司の機嫌をとる場所なんです。これが苦手な私はとにかく苦労しました。人間関係をこじらせて虐められては転職に転職を繰り返し、胃を痛めながらいつ辞めようかと常に悩みながら仕事に行き続ける毎日でした。人間関係の構築の下手さがモロに実害を起こし始めたんですね。
そんな私が救いを求めたのが二次創作でした。二次創作して、評価されれば、ちやほやされれば、少しでも居場所ができる。少しでも息しやすい場所が作れる。そう思って小説を書き始めました。
そしてそれが思った以上に評価されてしまったので、抜け出せなくなっちゃったんですね。
元々自分ワールドで妄想と現実の世界を行き来して暮らしていましたので書くネタが尽きるとかそういうことはありません。普通の方からは信じられないかもしれませんが、私の頭の中は常にサブカルでいっぱいです。その事ばかり考えて暮らしています。これは小学生からずっとです。
現実であまりにも大変なことが起こればさすがにその余裕は吹き飛びますが、基本そういう時はほぼ不幸な時です。飽きたら別のジャンルに手を出し、常に何かしらの作品にどハマりしている状態です。
そして現実では誰にも重宝されないできない子扱いですが、2次創作の世界に入れば私は驚くほどちやほやされるんです。小説ありきならおなじ同人をやっている友達もすぐできます。同じような人種だからすぐに仲良くなれるんです。
はっきり言ってしまうと、美人でコミュニケーション能力にも問題なく、周囲の人間に恵まれて、毎日を楽しく暮らしている人が創作に手を出すとかないんですよ。
孤独だったり、承認欲求だったり、そういう満たされない何かを満たすために創作をやっているんですよ。
たまにそうじゃない恵まれた人もいますが、そういう人ほどあっという間に沼をぬけて居なくなって普通の人に戻ってしまう。ずっと創作を続けていられるなんて何かしらの闇を抱えているのです。
私は結果としては創作してよかったと思っています。自分の意外な趣味も見つけられたし、お金をかけずに時間も潰せるし、(すぐに縁は切れるけど)友達もできたし。でも現実の友達もすぐに縁が切れたりするから一緒だね。友達は所詮友達なのです。今日この瞬間から縁が切れたって生活には何も困らない。
今日も楽しくゲームとアニメの世界にひたっていこう。現実の人間関係は面倒だし、難しすぎるよ。人が何考えてるかとか、なんで急に縁を切られたかとか、なんで無視され始めたかとか全然わかんない。
↑ちなみににゃるらさんのNOTE
すごく面白いので暇つぶしにどうぞ、私のブログよりも面白いよ。ちなみににゃるらさんから私には1円も入りません。これは広告ではないです。純粋なただの面白いよっていう紹介です。こんな文才が欲しい。