底辺腐女子の愚痴ブログ

承認欲求にまみれた残念な腐女子の愚痴日記 悪口と文句がほとんど

私の同人歴を振り返ってみる

私の小説を書き始めてからの同人歴を振り返ってみました。

全てその通りに書くと万が一にでも誰かにバレると嫌なのでちょくちょく嘘も混ぜてます。

 

①2X歳の時、急に同人小説を書き始める。

どこかの記事で書きましたが、わたしが小説を書き始めたのはCP好きが高じて書き始めたのではありません。職場で凄まじいストレスに晒されて、生活における居場所がないと感じられて、居場所を作るために、端的に言うとちやほやされるために書きました。

当時一番好きだったCPで何となくで頭の中にあったストーリーを書き出しました。結果、2、3日であっという間に1万字程度の小説を書けて、すぐに投稿しました。

書けない、辛いという気持ちは何もなかったです。こんなに簡単に書けるものなのかと感動すらしました。小説を書くのって簡単なんだなぁ。

 

②投稿する

当時からぽつぽつと多くはないですがブクマを貰えてはいました。ただ当時の私は思い上がり甚だしかったので、こんなに面白いのになんで評価が貰えないんだろうと本気で悩んでました。

自分で書いた小説が面白すぎて(当時の勝手な主観)何度も読み返していました。

 

③次々と小説を書いて投稿する

1個で飽きるかなと思っていましたが、飽きませんでした。次々とハイペースにCP小説を書いては投稿してました。2個目の作品で初めてコメントを頂けました。飛び上がるほど嬉しかった。

今振り返ると初っ端から結構評価や数字を貰っていた方だと思いますが、やはり私は思い上がり甚だしかったのでこんなに面白いのになんで評価されないんだろう? みんなまだ私の作品の面白さに気がついてないんだな!と本気で思っていました。

 

④常に感想に飢えながら病みながら投稿を続ける

この病みは1年くらい続いたかな。どういう方向性なら数字が伸びるのか、どういうストーリーなら数字が伸びるのか。数字数字数字、感想の数。とにかく評価と感想に振り回されながら小説を書き続けてました。

最終的には自分が書きたい話じゃなく、とにかくウケそうな題材のとにかくウケそうなお涙頂戴ストーリーを書いて、とにかく数字を取りにいく始末。しかもそうやってウケと評価を狙って書いた話がまた全くウケないんだ。とてつもなく病んで疲れきってました。

 

⑤病みが一周まわってもうどうでもよくなり、自分好みの話を書き始める

好きな話の好きな題材を書きたいところだけ! 私好みのAVのシチュエーションを書いたただのどエロ棒ビュッフェ!

そんな話たちを投稿したらなぜか異様に評価されてコメントを貰いました。みんな好きなものって一緒なのね。

ここら辺で少しずつ好きなもの書けばいいじゃんという同人本来の目的を取り戻し始めます。あとウケるシチュエーションをわざわざ狙って書くのも馬鹿らしくなった。やりたいようにやればいいじゃん。趣味なんだからさ。

 

⑥エロ系に目覚める

そもそもとして同人のエロが大好きな私。今までもエロは挑戦しまくってましたが、あまり上手くは書けませんでした。しかし、上手い人のエロ小説を読み返しながら、見様見真似で書き続けた結果、ある程度は書けるようになってきました。

そこで私の好みのとにかくエロいシチュエーションで、とにかくエロに振ったストーリーを書くようになりました。

 

⑦投稿し始めて1年半、やっと承認欲求が満たされる

そんな中、投稿した話がたまたま凄まじく跳ねて、当時のCP小説の中でブクマ数トップを貰いました。コメントも返信が大変なくらいに貰いまくり、承認欲求お化けがやっと満たされました。

ここから先、数字へのこだわりがぐっと薄くなります。1度足るを知ると、なんだ、こんなもんだってわかるのです。

数字って大したことないよ。評価もコメントも大したことないよって。ただのタイミングとみんなの好みに一致したかどうかの話で、小説の技巧や私の技術が評価されたわけでもなんでもない。私が卓越した技術を身につけたわけでもなんでもない。数字ってただ単に数字なんです。それがやっとわかりました。

 

井の中の蛙、大海を知る

小説を投稿し始めて、2年。不意にハマった別CPの小説を書きました。これがまた、見向きもされなくて。当時ブクマトップをとって鼻高々だった私の鼻をへし折りました。

今まで小説を書いてたジャンルが村だとすると、私が移動したジャンルは大都会って感じです。大都会にはレベルの高い神字書きがいくらでもいるのです。本当にすがすがしいくらいの神で、凄まじく面白くてエロい小説を書くんだ。差がありすぎて嫉妬の気持ちすら湧きません。私って大したことない字書きなんだ。エロでブクマ稼いでるだけのクソしょうもない字書きなんだ。それを自覚しました。

最初は悲しかったですが、自分の実際の実力をちゃんと直視できるようになり、今度は読者への感謝の気持ちが湧き上がってくるようになりました。

今までは私はこんなに面白い小説を書いているのになんで評価されないんだ。ただ読みしやがって、読んでるならブクマやコメントを送れよ!という謎の怒りを抱いていました。しかし、自分の実力を知って、いや、分相応にしか貰ってないなと気がつきました。

数字はただの数字です。それ以上でもそれ以下でもありません。けれど数字は正直です。面白いから数字が貰えて、面白くなかったら数字が貰えない。私の貰っている数字はとても適正です。妥当です。

こんな面白くない話に、素人が趣味で書いた話に、ブクマやコメントを送ってくれている人がいる。そのことのありがたさと喜びにやっと気が付けました。みんなありがとう。

 

⑨現在、エロ系に特化し、分不相応な評価を頂いている

元々大好きなのとウケもよかったので、エロ一辺倒の字書きになってます。エロ系の字書きって変に崇められて評価されるんですよ。私みたいにね。

小説のエロには一定の支持者がいるのです。

そして今いる界隈はエロ系の字書きが少ないので貴重なエロ書きの私はやたらめったら数字が貰え、感想もビビるくらいに頂けてます。嬉しい。凄く嬉しいけど、これ癖になったらどうするんだ? 別のところでこんなに貰えること、もう絶対にないよ?

 

ということで私はちやほやされたいという一心で小説を書き始め、色々ありましたが目的は達成されました。よかったね。憧れの神字書きになったかな? なってないね。

 

私がROM専のころ、エロ特化系の小説で超絶エロい文章を書く方がいて、私は毎晩お世話になっていました。本当に大好き。エロ小説は最高。もう5年以上も前ですが、未だに作者さんの名前言えますよ。

そういうイカスミパスタさんの小説すごくエロい!! 毎晩読み返したい! お世話になってます! と誰か一人にでも思われる字書きになれればそれでいいですね。

嘘。いっぱい評価欲しい。感想死ぬほど欲しい。毎秒欲しい。1人じゃ足りない。ブクマ1億回されたい。ちやほやされたい。

けど、私の実力では行けるところまで行ったので現状満足です。ありがとう、CPの下駄、そしてエロ。