どうもいつもの腐女子です。
上手い小説を書きたい! ウケる小説を書きたい!
そんな気持ちとてもわかります。
しかし、小説というのはイラストと違って上手く書くための講座、または指南などが少ない気がします。つまり参考にするところがないんですよね。
なので、自分なりに2年ほど2次腐小説を書いてきた私が自分なりのウケる小説の書き方をまとめてみました。
ジャンルは2次BL小説に限ります
それ以外書いたことないからね
当然ながらこれをすれば伸びるという保証はありません
作家でもなく、実績もない、ただの素人が自分が投稿し続けて気がついたことをまとめて、無料で公開している記事ですから、過剰な期待は持たないでください。
あと、間違ってますよ。とかいう指摘も御遠慮ください。私はプロ作家になりたい訳ではなく、ただ自分の欲望を抑えきれず、2次BL小説を書き、あわよくば評価されたいというだけの人間ですので。(最低)
まず、大前提として
当然ながら面白いストーリーの方が数字はとれます。
んなこと、知ってるよ!その面白いストーリーの作り方を教えろよ!となると思います。
知らないよ、私の方こそむしろ教えて欲しい……
起承転結が、とか、物語として緩急つけて。とかそんな言葉で面白いストーリーの作り方がわかるなら、もうこんな愚痴ブログは書いてません。
ということでストーリーが面白い話が伸びるというのは大前提にあるとして。
小説を書く技術がなくてもとりあえず伸びる方法を書いておきます。
①必ずハッピーエンド
これは絶対です。どんなに話を書くのが上手い人でもハッピーエンド以外の話で伸びることは本当に稀です。
となれば才能のない凡人字書きは必ずハッピーエンドにしておくのが無難です。
そもそもとして2次BL小説を読みに来た読者が何を求めているのかを考えてみましょう。
イチャつくAとBが見たい!
エロいことするAとBが見たい!
そんなもんでしょう。壮大なストーリーを求めるならもう別の小説読んでます。なので、需要にそった、AとBがイチャつく小説や、AとBがくっつく小説などを無難に書きあげましょう。
②R18シーンを入れましょう
これも割と絶対です。むしろRシーンだけでもいいかもしれない。
Rシーン苦手なんですけど.....
大丈夫です。書いてるうちに慣れます。
あと絡みがぬるくても、たとえ短くてもRシーンはある方が伸びます。R18タグがついていること。これが大事なんです。
未成年なんですけど.....
成人してから出直してください。
ただRシーンを読むのすら苦手という方はさすがに書けないと思います。
読むのは大好きです、書くのは苦手です、という方。大丈夫です。あなたには無限の可能性があります。理想のRを自由自在に書けるようになるまで頑張ってください。
♡喘ぎ、というめちゃくちゃ数字が取りやすい禁断の手段もあります。けど、個人的な感想としては同じくらいRが濃かったら、喘ぎの後ろに♡がついているかどうかは、数字には影響しないように思えます。ここら辺は好みです。
いろいろ考え方はありますが、Rシーンがあるかないかが、数字を大きく左右してくるというのは紛れもない事実です。
③読みやすい、わかりやすい話を書きましょう
まず前提として読者はあなたの話にそれほど興味はありません。これは侮辱している訳ではないです。現実として、あなたの作品に限らず、ただの2次BL小説をそこまで熱心に読んでくれる読者はあまりいません。
大概はただの暇つぶしの一環として、適当に片手間に読んでいます。下手したらRシーンまでスクロールで飛ばしてる可能性すらあります。
なので、読みにくい文章、伏線がいっぱいはられてて読み返さないと意味がわからない文章、難しい文章、とかはそもそも読んでもらえません。
ただ1度、最初から最後まで通しで読んでくれる人自体が貴重なんです。何度も読み返してくれる人はもっと貴重です。
1度ざっくり読めばわかるような、簡単な言葉で、簡潔明瞭に書きましょう。
読者はすごく馬鹿だと思っておいてください。(実際には馬鹿なんじゃなくて興味がないだけなんですけど)
よくわからない例えの文とか、美しい文章とか、難しい熟語とかことわざとか、そんなのは読みにくくなるだけなのでいりません。頑張って調べてまで読んでくれる人はひとりもいません。
一文は短めに、適切なところに改行を挟み、とにかく見やすい。読みやすい文章を意識してください。
どんなに面白いストーリーでも伝わらなければ意味がありません。人に読ませるものである。人に理解させるものであるという意識をもちましょう。
自己満足の装飾いっぱいの文章ってとにかく読み辛いですよ。綺麗で美しい表現…、とか思う前にちゃんと人に伝わる文章を書けないと話になりません。
セリフは面倒くさがらずに「」でちゃんと囲いましょう。喋り言葉なのか、地の文かが見分けのつかない小説は最悪に読みにくいです。
視点主がわかりにくいなら○○視点ともう分かりやすく書いてしまいましょう。商業なら許されませんが、趣味小説なら許されます。
誰がどのセリフを喋っているのかわからない話を書くくらいなら潔く
○○「セリフ」
□□「セリフ」
の方がまだ読みやすいです。
これを小説と呼べるかどうかはわかりませんが、誰が喋ってるのかわからないくらいなら、こっちのがましです。こうしなくていいように発言はわかりやすく書きましょう。
あと誤字脱字があまりに多いと萎えますので、きちんと読み返すことを推奨します。何回読み返したって後から後から出てくるけどね。
④ストーリーが書けないならエロ同人に逃げろ
自己紹介かな?私のことですね。
基本的に小説はストーリー勝負です。いかに面白い話をいかにわかりやすく、読みやすく書けるかが勝負です。
しかし、ストーリーがなくても許される小説が例外的にあります。それがエロ同人です。エロ漫画とかで検索して読んでみてください。
あれは必要なのはいかにエロいか、もうただそれだけです。ストーリーすらもRシーンにいかに持っていくかの前座でしかありません。
なんならストーリーいらないです。いきなりRシーンから始まってもいいくらい。
読者はとりあえずエロいABが読めればそれで満足なので、なんでこの2人が致してるのか、どうしてこういう関係性になったのか、なんてことを冷静に考える人は基本いないです。なので、そこは書いてなくても大丈夫です。私もそういう話を何個も投稿してきましたが、1度もツッコまれたことはありません。
つまりRあり小説とRなし小説は求められるものが変わってきちゃうんですよね。
もちろんRシーンがあってもがっつりストーリーもある話もありますが、ストーリーがうまく練れない人を救済してくれるのがただのエロ同人。
エロ同人ではいかに文字で読者にエロいと思わせられるかにかかってますので、そこをひたすらに意識して書きましょう。これも意外なことに練習すると上手になっていきます。上手い作家さんの文章を参考にどう書くか試行錯誤しましょう。
どうしても伸びない+なんでもいいから数字が欲しい人は、朝から晩まで致してるだけの小説でも書いてみてください。たぶんそこそこ数字がとれます。(ジャンルの雰囲気にもよるけど)
⑤タイトルとキャプションはすごく大切
沢山ある、有象無象のAB小説の中から自分の小説を選んでもらうため、タイトルとキャプションは適当に考えてはいけません。
言い方は悪いですが、動画のサムネ釣りみたいなものです。人を惹きつける、タイトル、キャプションにしましょう。
素敵なイラストを描ける、用意出来る方は当然それを使った方が伸びます。下手なイラストだと下手な小説だと思われますので避けましょう。
タイトルは迷ったら「○○が○○する話」で大丈夫です。どんな話かわかりやすいので、読者も読むかどうか選別しやすいです。
キャプションはどんな話なのかわかりやすく、簡潔に書きましょう。
例:高校生のAとBが出会って、仲良くなって、最終的に付き合う話。後日談としてRシーンがあります。等
キャプション詐欺はお勧めしません。逆に避けられる要因にもなります。
タグはしっかりつけましょう。タグから来てくれる読者もいますからね。ただ界隈によって、ルールは様々なので、周りの投稿をみて空気を読みましょう。
エロ同人を書いたのなら、恥を捨ててエロ釣りしましょう。見てもらわなければ当然評価は貰えません。タイトルとかキャプションにもろで書いていいです。苦手な人はそれで避けてくれますので。
AとBが出会って1時間でホテルにいってオフパコする話とか書いてあったら、私は多分読みます。みんなも1度はクリックするでしょ?
あと、書き手側としてはついついオチや、物語の重要部分を伏せて投稿したくなると思いますが、結果としてそれはあまり伸びません。
重要なオチ、どんでん返し、伏せて読者を驚かせたくなる気持ちはすごくわかりますが、キャプションと物語のギャップが少なければ少ないほど、数字は伸びます。
○○が実は○○だったんです!という部分はむしろキャプションに持ってきて、釣りしましょう。
あまりにキャプションやタイトルでしくったな。流されたなと思った場合はそっと消して投稿し直してもいいかもしれません。
私はそれで3倍くらい伸びたことがあります。
ただ人数が少ないジャンルですると、めちゃくちゃ目立ちますので、自己責任で行ってください。
⑥いい小説を書きたいならいい小説を読みましょう
書いている人の中には、人の影響を一切受けたくないから人の話を読まないという方がいますが、私はそれは損してるなと思います。
上手い絵を描きたいなら上手い絵を参考にするように、面白い小説を書きたいなら、面白い小説を読むべきです。
ただ、なんでもかんでも読めばいいというものではなく、書きたいものを読みましょう。推理小説や純文学を読み漁っても、エロ同人は書けるようになりません。
エロ同人を書きたい人はエロ同人を。悲恋を書きたい人は悲恋を。参考になる話を読みましょう。そういう点でも同じ界隈の2次小説を読むのは結構参考になります。(ずっと読んでるとその界隈でウケるシチュエーションも見えてきます)
でも間違ってもパクリはダメですよ。
参考にするのとそのまま持ってくるのは全然違いますからね。あと、パクるって意外とバレてます。みんな関わり合いになりたくないから大きな声では言いませんが、内心では疑ってたりします。実は通話で話題になってたりするよ。
まだまだ書きたいウケるシチュエーションとか色々あるんですけど、これ以上書くと長すぎて誰が読むんだろうってなるので、これくらいでやめときます。
あとこれだけ長々数字のことを書いといてなんですけど、自分が楽しいと思えるような創作活動をしましょうね。
数字なんて気にせず、楽しく活動できるのが1番だとは思ってます。ただ、どうしても気になる方。どうしても数字が欲しい方。数字をとるゲームをしてみたい方。そんな方は参考にしてみてください。
あなたの小説が伸びることを願ってます。
こんな長い文章を最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。